理事長ごあいさつ
この度、新たに特定非営利活動法人TRY福祉会の理事長に就任しました小宮山郁夫です。
私は1990年に「精神障害者共同作業所TRY」の発足から約24年間勤務し、現在は精神科病院でデイケアスタッフをして勤務をしています。
「精神障害者共同作業所TRY」は、当時地域の「一般就労に近い場を、より働ける場を」との強い声に応え、当事者・家族・関係機関のみならず西永福のクリーニング店の社長様からもご協力を頂けたことで本格的なクリーニング作業を取り入れた、杉並区内3ヶ所目の共同作業所です。
浜田山の古い木造一軒家でワイシャツの下請け作業からスタートしたTRY福祉会も時代に合わせて形を変えながら30年以上が過ぎ今では障害者総合支援法のもと4つの事業を展開しています。
「地域で働いて生き生きと暮らしたい」
そんな皆さんの願いを実現できるように私達のTRY(挑戦)はまだ始まったばかりです。
特定非営利活動法人TRY福祉会 理事長 小宮山郁夫
法人概要
法人名 |
特定非営利活動法人TRY福祉会 |
所在地 |
〒166-0015 東京都杉並区成田東5-15-21 成宗マンション1階 |
電話番号 | 03-3220-7880 |
FAX番号 | 03-3220-7895 |
代表者 | 理事長 小宮山 郁夫(2022年7月より、金杉和夫から変更となりました) |
法人の設立目的 | 広く一般市民を対象として、社会参加の意欲を持ちながらもその機会に恵まれない精神障害者が安定した地域生活を送れるよう、就労に向けての能力向上のための作業訓練及び、地域における生活力向上に向けての事業を行い、福祉の増進を図ることを目的として活動しております。 |
法人理念 | 「障害のある方の『働く』を応援します」 精神障害のある方へ「就労」を主軸とした支援を地域のニーズに合わせて拡充させていきます。 地域における事業所の役割をとらえ、他機関との連携を重視し、利用者の自己決定や個別の目標を大切に支援していきます。 仕事をすることにより、やりがいや達成感を感じたり、生活の安定や社会とつながる機会を提供します。 |
運営方針 | (1)時代や地域のニーズを的確にとらえ、施設の役割を認識する。 (2)施設のサービスの明確化。 (3)当施設のみで支援を抱え込まず、地域や他機関との結びつきを重視し、連携していく。 (4)地域にない支援を創出する。 (5)安定した支援を提供するために、関係法令等を遵守し、健全で安定した施設経営を行う。 |
沿革
1990年4月 |
当事者・家族・関係者の構成メンバーによる任意団体TRY運営委員会を運営主体とし、精神障害者共同作業所「TRY」設立。 TRY=努力する・試してみる・やってみるの言葉通り「地域で障害者が働く本格的な作業場を作ろう」と言う思いを込め、杉並区浜田山の一軒家にて家庭用洗濯機とアイロン台4台でクリーニング作業を中心とした活動をスタートする。 |
1997年10月 |
旧施設賃貸契約終了により杉並区成田東3丁目に移転。 移転を機に作業内容をより一般就労に近い形態とし、取引先を開拓し、区内を中心に病院・保健センター・専門学校などに拡大。 |
2004年10月 | 第2作業所として「ゆい企画」設立(杉並区梅里)。 企業からの委託作業、自主製品の製作・販売、パソコン入力作業等をスタートする。 当時は地域の福祉施設の作る商品を販売する、委託型店舗「ゆいまる」の運営も行う。ゆいまるの名前は沖縄の方言『ゆいまーる=相互扶助・助け合い』を由来として、それぞれが支え合いながら自立する・社会の一員として社会参加をしていく、そんな働く場所を作ろうという思いを込め、その「ゆいまる」を企画運営すると言う意味合いで「ゆい企画」と名付けられた。 |
2005年10月 | 障害者自立支援法成立・翌年4月施行。 |
2008年7月 | 任意団体「TRY運営委員会」の業務を引き継ぎ特定非営利活動法人TRY福祉会を設立。 |
2009年3月 | 「TRY」「ゆい企画」を現在の成田東5丁目成宗マンション1階へ移転。 |
2009年4月 | 障害者自立支援法のサービス体系内の就労継続支援B型事業所へ移行。 施設名は第2作業所の名称を残し、ゆい=結い=人と社会とを結ぶ支援をすると言う思いを込めて「ゆい企画」とした。 |
2013年4月 | 地域生活を幅広い視点でとらえた支援を充実させていくために「相談支援事業所 ゆい企画」を設立し、特定相談支援事業を開始。 |
2014年2月 | 就職を希望される方のニーズに応えるため「ゆい企画(就労移行)」を設立して就労移行支援事業を開始。 就労継続支援B型と就労移行支援の多機能型事業所となる。 |
2018年5月 | 就職をした職場で長く働き続けるため「ゆい企画(就労定着)」を設立し、就労定着支援事業を開始。 |